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初猟(10年ほど前の話2)

サラリーマンハンターが誕生した(やっと仲間に入れてもらった)笑)翌期の11月。ガラの悪い素敵なおじ様とともに初猟に出発。仲間の集まる場所にオンボロジムニーを走らせる。既に4,5人が集まり、本日囲む場所を相談していた。少々緊張気味に「おはようございます!○○です。本日よりお世話になります!」と挨拶。「お~っ、聞いてるよ。宜しくね」など挨拶もそこそこに再び猟場の相談に。初猟日というとこで「良いのが、たくさん居るところ」を吟味してるようだ。「あそこの通りっぱ(通道)は夕べ8頭下ってる」とか「あそこの橋北に三段(鹿角の段数)が居た」とか。正直「全く意味不明です!」。今は覚え・慣れましたがチーム内での場所や立つ位置(獲物を待ち構える場所)はチーム内でのみ通用する名称が付けられてたからです。相談が終わった頃には更に人数が増えて総勢10名程になったと思います。各自自分の車に乗り込み出発。自分もベテランさんと共に「立つ」に入りました。一番遠い「立つ」からの「OK!」が無線に入り、勢子が犬を入れます。人生初の大物猟・まさか自分の処に獲物は来るまい。ベテランさんも「駄目立つ」に新人の自分を入れたのだろう。と、皆の無線のやり取りを聞いていたところ、目のすみに動くものが。ゆっくり、ゆっくりと自分の前方に移動してきます。それが2頭の雄鹿と判るやいなや、先頭の雄鹿の首辺りに狙いをさだめ発砲!もの凄い轟音の向こうで雄鹿が「ガクンッ」と潰れたのが見えました。「おぉっ!やった!!」潰れた鹿はズルーっと斜面を滑り落ちています。その鹿に意識が奪われ2頭に発砲したときは既に白いお尻がチラリと見えただけ。当然当たりませんでした。隣のベテランさんから無線が入りました。「どうだった!?音(発砲)したけど?」。自分「はい!一頭当たりました!(今は止めたと言う)」。ベテラン「良かったじゃない!じゃあ車留めたところまで引っ張っておいて!」。自分「・・・・」。なになに、手伝ってくれないの!?どう見てもデカイよ、この鹿。当時よく判らなかったのですが、この時あちこちの「立つ」に鹿が掛かり、皆それぞれで引っ張り出していたようです。車留めから「立つ」に位置した時間は15分くらいだったでしょうか。しかし80kg程の雄鹿を引きずってたどりくに費やした時間は40程掛かったでしょうか。汗だく・へとへと状態。車のそばには違うベテランさんがニヤニヤしながら待っていてくれました。「凄いね!人生初の猟で仕留めるとは大したもんだ!」と。ねえねえ、おじさん、俺が引きずってきたのを、はるか前から判ってたよね?見えてたよね?なんで手伝ってくれないんだ!!という心の声を抑えて「はい!やりました!デカイっす!ありがとうございました!」と。今だから判りますが自分が立たせてもらった場所はかなりの確立で獲物が現れる「本命」とも言える場所でした。後々になってチーム皆さんの優しさが判るな~。でも引っ張るの手伝ってくれなかったけど! 

使用銃:レミントンM870ウイングマスター12Gスラッグバレル
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リーマンハンター

Author:リーマンハンター
こんにちは。「リーマンハンター」と申します。三度の飯より「夜のネオン好き♪」な都会生活から一転、田舎での生活に。どうせなら子供の頃から憧れていた「ハンターになろう!」と決意。銃砲初所持頃からの思い出や現在の「ドタバタハンターぶり」とつづります。

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